「現実に打ちのめされた」その後~怒涛のダイエット最初の1か月(超)

 

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1月に「自分自身の現実」を見せつけられてから、既に2か月が過ぎ、3か月目になろうとしている。

「これはマズい」と何となく思っていたものの、自分ごとに捉えられなかったことが明確になり、心の底から絶対やせると誓いを立て、本気でダイエットに取り組んだ。それは現在も変わらず取り組んでいる。


先に結論を言おう。10日で1kgのペースで減量に成功し、今も少しずつ減らすことができている。
正直、40才超えてからはびっくりする程やせ辛くなってしまい、「やせるスープ」(セロリ入りの野菜たっぷりミネストローネ)で1~2kg減らせればよい方であった。
しかも毎回健康診断の前に慌てて行うダイエットのため、「やせるスープ」の継続をしないままその時だけを凌ぐためだけになっていたのだ。健康診断の後は元の木阿弥。その繰り返しとこのご時世もあり横に横に成長し続けてしまったのである。

そんな状態だったのが、地味に体重を落とすことに成功したのだ。
何を一体やったのか。その記録の公開である。

 


現実に打ちのめされた私が何に着手したかというと、「食事改善」である。
ここを本気で取り組まない限り、未来永劫やせることは不可能だと思ったからだ。

落ち込む間もなく、翌日の朝イチで図書館に向かう。「糖質制限」の本を借りるためである。
糖質制限、ひいてはPFCバランス等の情報はネットで多く転がっている。そこから情報を得てもよかったのだろうが、あれもこれもとなり、統一性がないため取り入れ幸く、わかりづらい。
「やせ」には「新しく一貫性のある分かりやすい解説」と「継続可能なこと」が全てだと思っていたので、それぞれ違う医者の、なるべく新しい糖質制限本を2冊を借り、生活に取り込むことにした。(内容の比較検討したかったということもある。)
それに加え、1月初旬に放送された「ウワサのお客さま」で紹介されていた松田リエ氏の情報も少しだけ参考にした。

 

やったこと① たんぱく質量を意識的に増やす。同時に糖質(ごはん・おやつ)を減らす。
2冊とも「とにかくタンパク質はとらないといけない」と書かれていたので(これまで食べていた量の1.5倍)、毎食100g基準(肉or魚)に食べるようにした。肉・魚が不足するときは高野豆腐や納豆・揚げ・豆腐で補うこともした。
肉だけでなく、野菜も同量程度になるよう食べるようにした。脂肪燃焼スープ(ミネストローネ)はタンパク質と野菜が同時に摂取でき、都合が良かった。
それでも野菜不足感があるときは青汁・野菜ジュースで補う 。ただし、そういうものにも糖質が含まれるので、飲む量は100ml程度で抑えて飲む。

 

やったこと②自宅で炊くごはんにマンナンヒカリを混ぜる。
ごはんからの糖質をカットするため。数年前には「糸こんにゃくをから炒りして刻んで混ぜて炊く」ということをしていたが、昨今の光熱費高騰と手間が掛かることにより、マンナンヒカリを導入することに。
マンナンヒカリがよいのは食感。普通に炊いた米と孫色ない。から炒りする手間もない。いいことづくめである。ただ、ネット通販で別のこんにゃく米の存在を知ったので、そっちに乗り換えようかと検討する程だ。全力でおすすめしたい。

 

やったこと③ 甘味料を「ラカント」と「煮切りみりん」に切り替える。
糖質のかたまりである砂糖類を控えようと思った時、ラカントがよいというのは話にきいていたので、導入した方がよいんだろうと思っていた。ただ高い。なぜこんなに高いのか。
そんな時に借りた本に書いてあったのが、ラカントは糖質でありながらその大半を排出できるので、実質ゼロ」であるということ。
ラカントに糖質ゼロって書いてあるけど糖質量表記してるじゃないか」と訝しげに思っていた。が、なるほど。これなら納得だし、高くつくのも仕方ないと思えた。そして通常甘味として導入することにしたのだ。
「煮切りみりん」については「ウワサのお客様」で紹介された「低GI」の甘味とのことで、血糖値が上がりにくいそうだ。ラカントに不足する「コク」の部分はこちらで補えそうと考え、直近の買い出しで「本みりん」を購入し、煮切って使うようにした。
注意すべきは「みりん風調味料」ではなく「本みりん」を使うこと。本みりんは米と麹のみで作られたもので、みりん風調味料は複数原料から作られており、性質が違うので注意したい。

 

やったこと④ 鉄分(ヘム鉄)摂取を意識して取り入れる。
「鉄分がよい」とは聞くものの、「何にどうよいのか」ということはぼんやりしており、知らないままだった。
借りた本に(特に女性においての)鉄分の必要性を説かれており、鉄分にも種類があることを初めて知る。
ほうれん草やひじき等に含まれる植物性のものより、赤身肉・レバーような動物性のものを摂取するようにした方が吸収率が良いのだそうだ。かとはいって、肉・魚ならともかく、レバーのようなクセ強めの食材を毎日のように食べるというのは、かなりハードルが高いことなので、サプリメントで補ってあげる必要があるとのこと。
「キレート鉄>ヘム鉄>植物性」の順で体内吸収率が変わるため、できるだけキレート鉄のサプリがよいのだそうだ。
ただキレート鉄含有のサプリメントは海外製のものが多い。個人輸入的なものに抵抗があったので、さしあたり、ダイソーで売ってるヘム鉄を飲んでいる。そして、お惣菜コーナーにレバニラがあったら買って食すことをやっている。
理想的な鉄分摂取量としては及ばないのであろう。しかし、体の調子は整っている実感があるので、やはり良いのだと思っている。

 

やったこと ⑤ 細かい糖質量を気にかける。
借りた2冊の本に、食材や加工品・飲料・調味料の糖質含有量の解説が写真付きでなされている。それで知って驚いたのは、牛乳の糖質含有量が意外に多いということ。
この本を読んでから、オールミルクでのコーヒーを辞め、ミルク半分のカフェオレで飲むようにした。(甘味はラカントor煮切りみりん)
そして、調味料。甘味についてはラカントか煮切りみりんで撤定する。
めんつゆ等も使っていたが、量は減らし、その分だしの素でうまみを生かすようにし、ドレッシングや塩や業務スーパーで売られているような香辛料、キャンパー間で流行っているスパイス調味料で工夫するようにした。

 

やったこと⑥ とにかくお菓子の頻度をへらす。
基本中の基本なのだろうが、これが今までなかなかできなかった。
それを減らすことができたのは、鉄分を意識的に摂るようになったからだと思う。甘いお菓子をお腹いっぱいになるまで食べなければ気が済まない気持ちが不思議と沸いてこなくなった。
全く食べなくなったわけではないが、甘いものがほしいときは「小袋タイプのもの」「プロテインバー」「飲むプロテイン」「煮切りみりんorラカントで甘みを出す紅茶」「ラカントor煮切りみりんでホットレモン」のいずれかで凌ぐようにしている。
ドカ食いさえさければ、太らない。これは痩せるためには普遍的な事だろう。

 

やったこと⑦ おなかを「きちんと」減らす。
「何もしなくても腹は減る」ものだが、「きちんと減らしているか」といったら、これまでの私の生活ではNOだ。
何となーく小腹がへったら、都度何かをつまむということを繰り返していたのだ。それで太らないわけがないのである。なので、小腹が減ったからと無闇につまむことをやめ、然るべき時に食べることを意識した。
どうしても食べることそ抑えられないときは、白湯かレモン白湯でちょろまかすようにした。それでもダメなときは「プロテインバーを1かけら」とか「するめの足1本だけ」とかたんぱく質の取れるものを食すようにしている。
でも、本当に白湯でお腹の減り方をごまかせるようになったのは効果的で、何より食事そのものが疎かにしなくなったことが体重を落とすことに繋がったのかもしれない。

 

食事に関しては以上の改善を行い、現在も続けている。
外食も工夫して、糖質を減らせるメニューのチョイスをしている。ごはん無しかごはん小にする。食べすぎたと思ったら、どこかで糖質を取らない、ごく少量にするというようなことは意識している。

 

食事以外は、ウォーキング30分程度かそれ以上、リハビリでの体幹レーニン、自宅でのストレッチ・筋トレを行い、身体も無理のないように動かすことを心がけている。
これらを駆使して、10日で1kg減を達成できるようになった。
個人的には鉄分摂取を意識的にやるようになって、浅い眠り(中途覚醒)が減り、眠れるようになったことは2次的効果が表れたのようなものだ。
昼寝しないと日中を乗り切れないこともあったが、その回数も激的に減って、日中の活動量を上げることができている。

 

それ以上に「今までやれなかったことがやれている」という実感が、自分の中で自信となって自己肯定感の積み上げのようになっている。

 

 

現実に打ちのめされたが、そのお陰で身体作りの維持ができている。
悲しいかな、人間は真に打ちのめされ、真から自覚しないと変わることはできないのだとも思う。
このダイエット最初の1か月超の私の記録の全てである。

 

3か月経とうとしている今でも、私にとってはいいことずくめなので、このまま継続していくことを明言しておく。