触発不可避なアラフォー女の平成ソング30

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先日、関ジャムSPについての感想の記事を上げた。
その記事は完全にこの記事に向けてのフリでしかない。

5/6放送のSPの前に5/1のレギュラー放送(関ジャムゴールデンSPをより楽しめる特別編)を見てすっかり感化されまくってしまったのである。
遂には寝る間を惜しみ一気にリストを作成してしまった。

 

折角なのでそのリストを私なりの解説(知った背景等)を少々挟みながら公開する。
そこそこのボリュームになってしまうと思われるが、最後までお付き合いくだされば有難い。
なお、私ごときの一般視聴者がランキングなどという順位をつけるのは憚られるので、完全に思いついたままの羅列であることを明記しておきたい。

 

星村麻衣 ひかり(2008)
日曜劇場の主題歌。ドラマ自体も大変印象的だったのだが、さらに彩を加えるかのような印象的なメロディーラインの虜になってしまった。聞くと毎度泣きそうになってしまうので、カラオケで歌いたいが歌えない。

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矢野真紀 ボクの空(2003)
ミニアルバム「あいいろ」とベストアルバム「やのまき」のみに収録。某ローカル深夜番組で使用されており、すっかり虜になってしまった曲。当時、番組に曲名・歌手名のクレジットがなくネット検索でようやく探し当てた。特にイントロが好み。

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EPO 百年の孤独(1992)
随分昔になってしまうが、「ワンダーゾーン」という番組のエンディング曲として使われていた。エンディングのこの曲を聴きたいがために番組を見ていた節がある。重めな歌詞だが、当時10代そこらだった私はすっかり心を掴まれてしまった。

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MONDO GROSSO  LIFE feat. bird (2000)
ANA沖縄キャンペーンCMソングとして使われていた曲。ちょうどラテン系に興味を持ち出していた頃だった為クリティカルヒットしてしまった。MONDO GROSO名義の為、bird名義のアルバムに入っていない。それを知らなかった私はbirdのCDばかり当たっていたので曲を探すのに苦戦してしまった。

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川口大輔 Memory Lane(2003)
彼の名前だけだとピンとこない方も多いかもしれないが、2002日韓ワールドカップ公式テーマソングである「Let's Get Together Now」という曲はご存知の方も多いと思う。その(共同)作曲者が彼なのだ。そして彼の個人名義で発表したのがこの曲である。当時ラジオのパワープレイでよく流れていたことから知るところとなった。

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kokua Progress(2006)
皆さんご存知、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」のテーマ。とにかく歌詞が抜群に良い。サビに至っては泣ける。「人間生きていればいろんなこともあるけど頑張ろう」と奮い立たせてくれる。(動画リンクはスガシカオ名義のもの)

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orange pekoe Happy Valley(2002)
メジャーデビュー曲がFMパワープレイとして採用された代表曲。サビ前で駆け抜けたかと思いきや、サビの爆発力がドラマチックでこれまた虜になってしまう。

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土岐麻子 Gift~あなたはマドンナ~(2011)
資生堂のCMソング。歌詞にも商品名がしれっと入っている。何がすごいかというと、EPO氏が楽曲提供をしている点。曲調は明らかにEPOなのに歌い手が違うことで完全に惹きつけられた感じになった。当時の自己肯定ソングNo.1 。

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松任谷由実 幸せになるために(2001)
彼女の曲は数多くあれど、2000年代以降はこの曲が恐らく私の中で一番好きかもしれない。恋の終わりから立ち直るという意志の強さを感じる曲。TBS「ウンナンのホントコ 未来日記Ⅲ」のテーマだった。

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柴咲コウ invitation(2006)
TBSドラマの主題歌。ドラマで知るというよりは有線のヒットチャートで知った。疾走感が心地よい。

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スガシカオ 午後のパレード(2006)
CMや各種番組テーマとしてちょくちょく聞く機会があったものの、全編を知ったのはやはりラジオ。かっこいいんだよねえ……。

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椎名林檎 罪と罰(2000)
椎名林檎自体はCMに起用されていた「歌舞伎町の女王」で知り、それからハマってしまう。しかし、MVの存在と最後のサビの歌い上げに魅了され、虜になる。

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奥田民生 イージュー★ライダー(1996)
新聞奨学生としてめげそうになっていた際、ラジオから流れてきて心の底から救われた個人的超絶普遍ソング。語れば長くなるので、ここでは触れないでおく。

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SAKURA  HEART OF GOLD(2000) 
ダウンタウンの音楽番組「HEY!HEY!HEY!」エンディング曲。風で旗がたなびく様なメロディアスかつドラマチックなイントロから既にしてやられてしまう。これもかっこいいんだよねえ……。

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サカナクション さよならはエモーション(2014)
東進予備校のCM曲。曲自体はラジオで全編聞いて刺さってしまった。「耐える」というニュアンスを感じ取れるサウンドと歌詞に当時の私には刺さりまくって泣いた。

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安藤裕子 LOST child,(2005)
映画主題歌としてリリースされているようだが、私はテレビ番組のワンコーナーにBGMとして流れていたのを耳にし、調べに調べてたどり着いたという私的いわくつき曲。この曲も油断すると泣いてしまう……。

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サムシングエルス ラストチャンス(1998)
雷波少年「崖っぷちバンド」救済企画で作られた曲。当時リアルタイムで番組を追っていたので、なんだかんだで思い入れが強くなったという感じ。純粋にいい曲だと思っている。

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キンモクセイ 二人のアカボシ(2002)
FM局のパワープレイ採用曲。昭和の雰囲気を彷彿とさせつつも、それでいて新しさも感じられて虜になってしまう。

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キリンジ ムラサキ☆サンセット(2001)
TVのタイアップ曲として使われていたようだが、知るところになったのはラジオで流れていたから。刻みリズムが「田舎町を走る原付」みたいな感じで心地よい。関ジャムでは「エイリアンズ」がランキングに入っていたが、個人的にはこっちが好み。

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マリコハヌマーン 溶けてゆく心(2003)
音楽プロデューサーLAVAによるHanumahn Projectの先行リリース曲。これもラジオで知るところとなる。当時ラテン・ボサノバ系音楽を漁りに漁っていた頃なのでピンポイントで刺さってしまう。(YouTube動画は存在せず。リンクはApplemusic。)

マリコ・ハヌマーン produced by LAVAの「溶けてゆく心 - EP」をiTunesで

 

アンジェラアキ たしかに(2007)
TVCMでよく流れて気になり、レンタルして全編聞いてドハマりしてしまった曲。気持ちを奮い立たせたいときにカラオケで歌うとスッキリ!

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paris match DEEP INSIDE(2001)
当時、ラテン・ボサノバ系音楽を漁っていた際に、たまたま搭乗した飛行機内の放送で彼らユニットのことを知る。結果ドハマりを超え「激ハマり」してしまい、今でも私にとってかけがえのない存在。特にこの曲は心の深淵に佇み寄り添うかのようなサウンドと歌詞に毎度泣かされてしまう。(公式YouTubeからシングル盤まとめを掲載。)

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久保田利伸 the sound of carnival(1999)
TBSドラマの主題歌。彼の楽曲は明るくダンサブルなイメージが強かったのだが、ここまで落ち着いた雰囲気の曲とのギャップでよく聞くようになった。

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EGO-WRAPPIN' 色彩のブルース(2000)
当時インディーズながら異例のヒット作。ラジオで知るところとなった。渋々でかっこいい。

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THE BOOM 風になりたい(1995)
CMタイアップに数多く起用されているので、ご存知の方も多いだろう。この曲が私のラテン系音楽への興味を導いたと思っている。

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Mr.Children 終わりなき旅(1998)
ドラマ主題歌。採用されていたドラマ自体が好きで試聴していたことから、主題歌への興味は後からついてくる感じだった。が、今となってはやはりよい曲だと思える。

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古内東子 大丈夫(1997)
TBSドラマの主題歌。曲を聴くためだけにピンポイントでチャンネルを変えていた。曲の冒頭からドラマチックなサビで始まるためかすっかり耳を奪われることに。

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冨田ラボfeat.ハナレグミ 眠りの森(2003)
CMタイアップ曲。リリースより少し遅れ、ラジオで知るところとなった。この頃から私の中で空前の冨田ラボブームが発生することとなる。全体的にメロディアスな感じがとても好みであった。

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シンリズム 心理の森(2015)
FMパワープレイにより知る。一瞬冨田ラボがプロデュースしているのかと錯覚するほどのメロディアス感に驚いた曲。

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北園みなみ ソフトポップ(2014)
ラジオ経由で知るところとなる。シンリズム同様、メロディアス感が抜きんでていて特にサビの完成度はとても高いと感じる。聞いた当時は素晴らしすぎて末恐ろしいと感じたほど。(動画リンクは該当曲収録のアルバムダイジェスト。)

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……以上が私の平成30曲である。案の定、そこそこのボリュームになってしまった。


私自身の趣向が色濃く反映されたとてもマニアックな選曲になってしまい、ドン引きされないか心配になるレベルだ(苦笑)。
奇しくも関ジャムSPで紹介された30曲と近しい所もあり、番組を見てホッとしたというのが本当の所かもしれない。


とりあえず30曲を羅列して感じたのは、当時、「音楽」を知るところとなるのは、圧倒的にテレビ・ラジオが多いということである。
「サブスク」を筆頭にネットで自由に音探りができる、今の若い世代には考えられないかもしれない。
なんだかんだで、そういう差異を楽しめるのも音楽の醍醐味の一つなのかもしれない。
……と一丁前に言ってみる。

 

兎にも角にも、最後までお付き合いくださったことに御礼を申し上げる。

 

 


追記
上記30曲以外に思い出した曲があるので、列記のみしておく。

オリジナルラブ 接吻-kiss-(1993)
Fantastic Plastic Machine paparuwa(2006)←これを「歌」として捉えるかどうかという問題もありそうだが、一応歌詞サイトに歌詞が存在するため「歌」とする。
キリンジ 雨は毛布のように(2001)
竹内まりや カムフラージュ(1998)
松任谷由実 SAVE OUR SHIP(1990)
paris match Saturday(2002)