点数のつけられない日々〜ぬう

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気がつくとあっという間に桜が咲ききって、桜吹雪すら駆け抜けてしまった今日この頃。
暖かかった先週はどこへやら。
朝晩の花冷えがなかなか堪える年齢に差し掛かっている私が今日やったことは、旦那さんのジャケット補修だった。


日中は薄手の上着で凌げるが、明け方と日が落ちてからは、それなりに暖かい上着を着たいが、もう冬物はさすがに着られない。
ただ、着たいと思うそのジャケットは袖口が猛烈にほつれている。


その補修を頼まれたのは、これが最初ではない。
1シーズン前から依頼されており、今の今まで放置していた。


いつもならそんなに急かすことなく、私のペースを重んじてくれる旦那さんなのだが、流石に痺れが切れてしまったようだ。
ただ、それでも「急がなくてもいいから」と言ってくれる。

そうは言っても、今シーズンで着る機会はそんなに多いわけではないはずで、この陽気ならもう衣替えをする人はするだろう。


この機会を逃すともう来シーズンまで放置してしまいそうだったので、裁縫道具を引っ張り出して補修作業を始める。

 

人並みに手縫いはできる方だと思っているが、冒頭の写真の通り、言うほど裁縫が得意というわけではない。
旦那本人にさせたらいいだろうという声が聞こえそうだが、言うほど旦那さんもそんなに手縫いが得意という訳ではなさそうで、それなら主婦専業の私がやった方が良いだろうという、ただそれだけの話だ。


完全に我流。裁縫道具は過去に急遽100均で取り揃えたもの。とりあえず縫い繋ぐことができればいいと思って針を動かす。
得意な人はもっと上手く、手早く補修するのだと思うが、10センチにも満たない補修にそこそこ時間がかかってしまった。

何とか形になったものの、縫いしろの始末が下手な所もそこそこあって、何とも言えない仕上がりになった。

旦那さんは、直接目立つ場所じゃないし、またこのジャケットが着られればそれでいいし、代わりに縫ってもらえることがありがたいと言ってくれる。

私はただ申し訳ない。頼まれた時点で補修していれば、早いうちから着ることができたろう。
早く補修しなかった事を一つも咎めることなく、ひたすら感謝してくれる旦那さんは本当にありがたい存在だ。

 


仕掛かると早いが、仕掛かるまでが相当気まぐれな上、腰がなかなか上がらない。


結局、新年度になっても相変わらず点数などつけられない日々をそれとなく生きていて、なんだかんだで旦那さんに助けられているなあ…というそんなお話。